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「デザインのチカラVol.2」開催直前! モデレータ、越前屋俵太がVol.1を振り返る。

「デザインのチカラVol.2」開催直前!
モデレータ、越前屋俵太がVol.1を振り返る。

2016年8月11日に開催された、ワークショップ「デザインのチカラ」。機械工学、教育心理学、情報学を専門とする各先生たちから繰り出される、数々の提案をその場で読み解き、整理していく、モデ レータという役割を担った、越前屋俵太。そんな俵太から見た、記念すべき第一回目のワークショップの印象や、モデレータとして関わるきっかけなどについて話を聞いた。

 

Q.そもそも、京都大学に関わるようになった経緯を教えてください。

 現在、私は京都大学のデザインスクールという所で、FBL/PBLの演習アドバイザーをやらせていただいています。FBL/PBLといってもよくわからないですよね。最初は私もよくわからなかったのですが(笑)、なんとなく説明すると、FBL/PBLは学習方法のことで、PBLは「問題解決型学習」、FBLは「問題発見型学習」と言われています。

 与えられた問題をどう解くのか?これがPBL(問題解決型)。問題自体が何であるかを考える、あるいは見つけ出す。これがFBL(問題発見型)です。

 京都大学の学生さんは、子どもの時から鍛えられていて、与えられた問題を解くのは得意なんですが、そういう能力と、また問題を発見する能力は別のようで、どうも発見する力が弱いんじゃないか。という事だったので、私の登場となりました。
 じゃあ越前屋俵太は、そんな簡単に問題が発見できるのか?というと当然、私だってそんな事は簡単にはできません!ただ、ひたすら街という現場を舞台に番組を作っていた越前屋俵太には、そのあたりのヒントも含めて、従来の先生方が持ってないスキルが色々とあるんじゃないかと、京大の先生が勝手に推測してしまった!というお話です(みなさん仮説を立てて、検証するのがお仕事です)。

 それを、また嬉しがって、冷静に考えもせず引き受けてしまった越前屋俵太。という話です。

 

Q.そこから、ワークショップ「デザインのチカラ」に発展していったと?

 そうですね。まあ、そんなこんなで、ここ最近は、京都大学のみなさんとは、よく議論をしたりしてるんですが、さすが、京大だけあって、面白い先生方がたくさんいらっしゃいます。ご本人の研究内容はもちろんの事、ご本人のキャラクターも面白く、越前屋俵太的には楽しくて仕方がありません。何とか、皆さんにも、私が感じている面白さをお届けしたいと思っていました。

 ただ、一人の専門家だと角度が1つなので、いくら素晴らしくてもアイデアは限られたものしか出てきません。だから、もし複数の専門家の先生方が同じ事象に対して、それぞれの角度から問題を定義して、本気で話し合えば、面白い事が起こるんじゃないか?もしかして最終的には創発が起こって問題解決に導く!なんて事ができるかもしれない?などと、みなさんと雑談しながらアーダコーダと考えていたんですが、ひとつだけ問題がありました。

 仮にそんなことを実験的にやるとしても、多分、先生方は自分の専門という土俵で一方的に話しだして、自分が知らない分野に関しては一切、興味を示さなかったり、あるいは気にはなっても、専門ではないので、という理由で意見を差し控えるといった、学者先生特有の様々なことが起こってしまって、結局、議論にならないんじゃないかという懸念が出てきました。

 もしそれが実現するとするならば、誰かが、複数の専門家の先生達の意見をキチンと聞いた上で、なおかつ突っ込んで、なおかつ、ある一定方向に導かないといけないという、まるで『朝まで生テレビ』の田原総一郎さんのような役回りの人がいるだろう!っていう話になって、そりゃあまず誰もできないよね!ってなった時に、おおっ~!越前屋俵太がいるじゃないかとなってしまったわけです。

 当然、私は「ええっ~!」ってなったわけですが、言い出した責任もあって、逃げるわけにもいかず、せめて、一度にさばける人数の限界があるので、専門家は3人にしてください!っていう条件だけは出して、今回のイベントになったという訳です。

 

Q.なるほど。言い出したからには引き受けないといけないとなったわけですね(笑)。では、Vol.1を振り返った印象についてお聞かせいただけますか?

 まず、モデレータという大役を仰せつかって、オドロイターのですが、「下手の考え休むに似たり」と思い、ここは思いきって、あえて、ノープランで臨みました。結果はトンデモネーターでした。

 しかし全体を振り返ってみると、松原先生の秘密兵器「いやガール」という発想感がダジャレと相まって、さすが京大といった感じで凄いと思いました。それに、野村先生の「サングラスをしてUSJに行け!」「西日に背を向けろ!」ってのも凄かったです。館ひろしさんを先頭に石原軍団が全員でUSJを歩いている姿を思わず想像して笑ってしまいました。

 

Q.では最後に、Vol.2へ向けてメッセージをお願いします。

 二度有る事は三度アルキメデス!!

 すいません!京都大学のワークショップでしたね!多分偉い方がこのインタビュー見たら、三回目は森脇健児君がモデレータをしているかもしれませんね!

 何事も無難が大切です!

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